母の日のセッション
5月の大切な行事、母の日。
今月の音楽療法セッションは、日頃の感謝を音楽に込めてご利用者様方にお贈りいたします。
苑庭のバラでお出迎え。香りもお楽しみください…
♪母さんの肩をたたきましょう…
歌いながらの肩たたきをさせて頂きました。
「気持ちいいよ」「もっと強くてもいいよ」
ニッコリと喜んでくださっている表情に、胸が熱くなります。
季節の歌や手遊びでウォーミングアップをした後は
ジャンベとギロの登場です。リズムに合わせてダンスの練習を…
それではサンバ棒を持って頂き、『マツケンサンバ』でリフレッシュ!上肢・下肢の体操です。
梅雨空曇り空でも、心はカラッと晴れやかに。
ちなみに都内では期間限定『マツケンサンバカフェ』がオープン、2004年以来のブームが再来しているそうです。
母の日コンサートのコーナーでは、映画音楽メドレーを職員の独唱とフルート、ピアノのアンサンブルで聴いて頂きました
『風と共に去りぬ』『ゴッドファーザー』『王様と私』の3曲です。
「何度も観たわ」と仰る方もいらっしゃいます。主演のヴィヴィアン・リーは当時の若い女性の憧れだったかもしれません。
名作には名曲ありき。映画をご存じなくても、印象的で魅力的なメロディには聴き覚えのあるという方も。
職員がミュージカルナンバーを歌いながらカゴから楽器を取り出すと
ご利用者様はあうんの呼吸で受け取られ、リズムに合わせて楽器を鳴らされ、いつの間にか合奏になっています。
またある時には
童謡『七つの子』をお聴き頂きました。
子どもの頃に何気なく親しんでいた童謡は、時を経て深く心に染み入りますね。
じっくり聴き入ってくださる方、一緒に口ずさんでくださる方…それぞれの味わい方をされながらも、懐かしさを共有されているようなひとときでした。
ご利用者様の喜ぶお顔や驚くお顔を思い浮かべながら、梅雨から夏の季節、心にも身体にも効くセッションをお届けしていきたいと思います。
アクティビティケアチーム〈ACT 〉齋藤